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三河雑兵心得 足軽仁義
三河雑兵心得 旗指足軽仁義
三河雑兵心得 足軽小頭仁義
三河雑兵心得 弓組寄騎仁義
三河雑兵心得 砦番仁義
三河雑兵心得 鉄砲大将仁義
三河雑兵心得 伊賀越仁義
三河雑兵心得 小牧長久手仁義
三河雑兵心得 上田合戦仁義
主命とはいえ、秀吉との和平を進言し、茂兵衛は家内ですっかり孤立してしまった。お陰で、家康の次男・於義丸を大坂まで送り届けるという損な役目まで命じられてしまう。
一方、かねてより懸案だった沼田領の帰属をめぐって揉めていた真田昌幸はいよいよ徳川に反旗を翻した。
黒駒合戦で北条、小牧長久手戦で秀吉と、強敵を続けて破ったことで自信満々な徳川勢は、過信から真田への侮りを隠せない。茂兵衛は危機感を募らせるが……。
三河雑兵心得 馬廻役仁義
上田合戦で大敗した徳川勢の殿軍を務め、
単騎で真田勢に突っ込み戦場に消えた茂兵衛。
「茂兵衛、討死」の報に、辰蔵は泣き、寿美は愚痴り、八兵衛は悪態をつく。さらには無嗣子の植田家は改易の危機に。
だが、ところがどっこい、茂兵衛は生きていた。
戸石城の土牢に囚われながら、じっと味方の救出を待つ。
戦国足軽出世物語、第10弾。
三河雑兵心得 百人組頭仁義
家康の馬廻から百人組頭として戦場に復帰となり、意気軒昂な茂兵衛。
だが、「真田との和解を天下に示す策を述べよ」との家康の命に、本多平八郎の娘・於稲と、真田源三郎の婚姻を提案したから、さあ大変。
当然のように平八郎の説得を命じられてしまう。はたして茂兵衛は、家中きっての「真田嫌い」の猛将を陥落させることができるのか!?
戦国足軽出世物語、第11弾。
三河雑兵心得 小田原仁義
秀吉による天下統一の総仕上げとして、北条征伐が始まった。
だが、北条氏の本拠である小田原城は、
かつて謙信や信玄も落とせなかった天下の堅城である。
さらには関東一円に張り巡らされた支城網により備えは万全だった。
これに対し、二十万人の秀吉軍は各個撃破を選択、
徳川勢は東海道からの進軍を阻む箱根の山中城を攻略することになる。
茂兵衛率いる鉄砲百人組は西の曲輪の陥落を目指し、北条流の築城術に苦しめられながらも、知恵と根性をふり絞って少しずつ前進する。
戦国足軽出世物語、悪戦苦闘の第12弾!
三河雑兵心得 奥州仁義
秀吉の命令により、徳川家は北条氏の旧領である関東に移封となった。 茂兵衛は、家康に従い、一族郎党を引き連れて江戸に移り住むが、 辺りは葦が生い茂る湿地ばかりのうえ、 あちらこちらで土を掘ったり埋めたりと喧しい。 そんな中、陸奥国、南部家の家臣、九戸政実が、 秀吉の奥州仕置に異を唱え反旗を翻した。 井伊直政の寄騎として出陣することになった茂兵衛は、 家康から例によって難題を押しつけられる。 戦国足軽出世物語、反乱勃発の第13弾!