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人撃ち稼業
時は天保十二年。 丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房とふたりの子どもと幸せに暮らしていた。 そんなある日、御公儀徒目付の多羅尾と名乗る武士が突然やってきて、「江戸に出て武家奉公をしてみないか」という。 とんでもないと断ろうとした玄蔵だが、「お前の女房は耶蘇なのか」と脅され、泣く泣く多羅尾とともに江戸へ行くことになる。 孤立無援の玄蔵を待ち受けている過酷な運命とは? 手に汗握るノンストップエンターテインメント時代小説。
殿様行列 人撃ち稼業(二)
江戸に連れてこられた凄腕の鉄砲撃ち・玄蔵は、「悪人である大身を、世のため人のために撃つ」ことだった。
あまり気が進まない玄蔵に、御公儀徒目付の多羅尾は
「しくじれば、おまえの女房子供の人生も終わる」と冷たく突き放す。
標的である並び鷹の羽紋の大身は、馬で毎朝登城するという。
玄蔵は、仕事を補佐する良庵や開源、千代らとともに秘策を練るが――。
シリーズ第二弾。
闇夜の決闘 人撃ち稼業(三)
南町奉行所の同心・本多圭吾は、卒中で急死したとされる田安家家老の墓を密かに暴いた。 丹沢の鉄砲撃ち名人・玄蔵が狙撃したのではないかとにらんだ本多は、遺体を検分し、その確信を深める。 一方、玄蔵は狙撃しようとすると手に震えが出て、撃てない状態に陥っていた。御公儀徒目付の多羅尾や女忍の千代ら仲間とともに青梅へ転地療養に行くことに――。 絶体絶命の戦場で、玄蔵らは家族や仲間を救えるのか? シリーズ第三弾。