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イラストレーション 井筒啓之




アイデアから始まります。
モチーフでもテーマでも構いません。
「あ、これ面白い」と感じる着想を得るのが全ての端緒となります。
冗談や悪戯を思いついた子供と同じで、
ワクワクと浮きたつような気分になります。
艱難辛苦を経た数ヶ月後、アイデアは一編の小説へと結実します。
本は刊行され、世間の評価を待つことになる。
もし貴方が、井原忠政の本で笑ったり驚いたりして下されば、
その時点で俺的には、ほぼ「ミッション・コンプリート」。
――冗談が滑らずによかった、
と元子供は拳を握り締めているでしょう。
井原忠政


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